もし、前回の記事を読んでなかったら読んでみてください。
今回はサバ缶にフォーカスを当てて、どんな栄養と効果があるのか、
サバ缶を効果的に食べるにはどうすればいいのか解説していきます。
サバ缶に含まれる栄養と効果
DHA/EPA
サバは青魚の中でもトップクラスでDHA/EPAを含んでいます。
海の王様と言われるマグロと肩を並べるくらいです。
DHA/EPAは人の体内では作ることのできない必須脂肪酸で、血液をサラサラにして中性脂肪やコレステロールを下げる効果があるとされています。
その結果、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの成人病の予防にも繋がります。
また、DHAは脳にも効果があるとされ、脳神経の活性化、記憶力の向上などの効果もあるとされています。
ビタミンD
サバ缶はビタミンDも多く含んでおり、
成人の男女ともに1日の目安とされている摂取量は5.5μgとされていますが、サバ缶は100gあたり11.0μgのビタミンDを含んでいます。
ビタミンDにはカルシウムの吸収を促進したりバランスを整えるのを助ける働きがあります。
そのため、ビタミンDを摂ることで結果的に骨を丈夫にすることに繋がります。
お子さんやお年寄りには是非摂ってもらいたい栄養の1つですね。
カルシウム
サバ缶はカルシウムも豊富に摂ることができます。
カルシウムは成人の男女で1日500〜600mg程度が必要量とされています。
サバ缶に含まれているカルシウムの量はおよそ260mgです。
生のサバの場合は6mg程度しか含まれていませんが、サバ缶にする事で骨まで食べられるので、カルシウムがかなり摂ることができます。
サバ缶を食べることで1日の必要量の半分を補う事ができます。
ちなみにコップ1杯の牛乳(200ml)に含まれるカルシウムは220mg程度ですから牛乳を飲むよりもサバ缶の方が効率的にカルシウムを摂る事ができます。
上記で紹介したビタミンDも摂れますので、まさに効率的に骨を丈夫にできる食べ物なんですね。
サバ缶の効果的な食べ方
突然ですが、サバ缶はどういった製法で作られるかご存知ですか?
実は生のまま缶に詰めて缶ごと加熱しているんです。
以前の記事でも紹介しているようにDHA/EPAは加熱すると流れ出してしまいます。
そうなると摂取できる栄養も減ってしまいます。
しかし、缶ごと加熱することによって流れ出した油がどこかに無くなることはありません。
全て缶の中にとどまります。
缶を開けると油が浮いていませんか?
あの油に流れ出したDHA/EPAが含まれています。
サバ缶を効果的に食べるポイントとしては流れ出した油も摂ったほうが良いとされています。
その理由は上記の通り魚の油(DHA/EPA)が流れ込んでいるからなんですね。
サバ缶を選ぶ時は水煮缶?味噌煮缶?
サバ缶を選ぶ際に水煮と味噌煮どちらにすれば良いのかということですが、
水煮、味噌煮どちらでも缶詰にしてから加熱していますのでDHA/EPAの含有量はさほど変わりません。
そのため、どちらを選んでも良いと思いますが、私は水煮をおすすめします。
水煮をおすすめする理由としては前述の通り汁まで使いやすいからです。
味噌煮だとしっかりと味が決まっていますので味噌煮以外だと難しいですが、水煮は水と塩だけのシンプルな味付けですので、ほぐしてサラダに混ぜたりパスタに和えたりと色々な用途で使えます。
そのため、おすすめなのはサバの水煮缶です。
おすすめのサバ缶
サバの水煮缶にも色々なものがあり、
例えばダイエットや健康面を考えているなら食塩不使用のものがいいでしょうし、お子さんやお年寄りが食べるなら小口サイズのものがいいと思います。
水煮缶にもたくさん種類があるので自身のニーズにあった水煮缶を選ぶことをおすすめします。
何点かここにも紹介させていただきます。
一口サイズのサバの水煮缶
一口サイズに小さくなっているサバの水煮缶です。
口の小さいお子さんやお年寄りにおすすめです。
最初からほぐして食べようと思っている方にもおすすめの水煮缶です。
旬の国産サバのみを使用した水煮缶
サバの旬である秋〜冬に水揚げされた旬の国産サバのみを使用した水煮缶。
国内生産で品質的にも安心です。
食塩不使用で昆布で味付けした水煮缶
食塩不使用で北海道産の昆布で味付けされている水煮缶。
もちろんサバも国産のものを使用しています。
食塩不使用の素材にこだわった水煮缶
油の乗った国産の良質なサバを調味料を使用せずに製造しているサバ缶。
完璧に素材で勝負してきています。
外国で製造してコスパ重視した水煮缶
国産のサバをベトナムで加工してコスパを重視した水煮缶です。
1缶なんと106円で約50%ほど他のサバ缶に比べてコストダウンしています。
発送に1ヶ月〜2ヶ月かかるのがネックですがコスパを重視する場合はいいと思います。
まとめ
サバ缶にはDHA/EPAを始め、ビタミンDやカルシウムなどの骨を丈夫にする栄養もたっぷり含まれています。
効果的に食べるにはDHA/EPAが流れ出している汁まで使うことがポイントです。
汁まで使うには味噌煮よりも水煮の方が使いやすいです。
自身のニーズにあったサバの水煮缶を選んでいきましょう。
コメント
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