さらば涙!玉ねぎを切ると涙が出る理由と6つの対策!

食の豆知識

玉ねぎといえば小学校の時の修学旅行で、夕飯にカレーをみんなで作ったのですが、その時に涙を流して玉ねぎを切ってる子が居たな〜という思い出があります。

 

玉ねぎを切った時の目のしばしば感は避けたいですよね。

今回は玉ねぎを切るとなぜ涙が出るのかという事と対策を5つ紹介していきます。

 

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涙が出る理由は?

 

 

玉ねぎを切ると涙が出る原因は「硫化アリル」という物質が関係しています。

 

玉ねぎを切ると玉ねぎの組織が破壊されて、硫化アリルという物質が空気中に放出されます。

この硫化アリルが粘膜(目や鼻など)を刺激してきて、これを体内から退けようとする為に涙が出るというメカニズムなようです。

 

要は玉ねぎを切ると硫化アリルという悪者が出てきて、

目や鼻などの粘膜を攻撃してきて、「辞めてくれ!」と涙が出るわけですね〜。

 

ただし、勝手に悪者扱いをしていますが、

この硫化アリルがビタミンB1の吸収を助けてくれたり、血液をサラサラにする効果があるので一概に悪者とはいえないんですね。

 

おすすめの6つの対策!

 

 

悪いやつとは言えないが、

それでもやっぱり出来る限りの対策はしたいところです。

そこでここでは6つの対策を紹介します。

 

玉ねぎを冷やす

 

玉ねぎを冷やすと硫化アリルが飛び散りにくくなり、涙が出にくくなります。

 

冷やす時は皮を剥いてからラップに包んで、

30分〜1時間ほどを目安に冷やしてから切るといいでしょう。

 

確かに冷やした玉ねぎと冷やさない玉ねぎを比べた時に、冷やした玉ねぎの方が涙は出ないような気がします。

この対策は効果あると思いますので是非お試しください。

 

玉ねぎを水につける

 

硫化アリルは水溶性なので水に浸ける事で物理的に量が減り、催涙物質の発生が抑えられます

 

ただし、先ほども書いた通り、硫化アリルにはいい面もありますので、

物理的に減らしてしまうと栄養が無くなる….ということにもなります。

水に浸けて切る際には浸けすぎないように注意しましょう。

 

切れ味のいい包丁を使う

 

切れ味のいい包丁を使うことで綺麗にスパッと短時間で切ることが出来ますので、玉ねぎの組織を無駄に壊さずに済みます。

 

そのため、必要以上の硫化アリルの発生を防げますので、こちらも物理的に催涙物質の発生を抑えることが出来ます。

 

自宅の包丁を全然研いでない….ということであればきちんと研いでから使ったほうが良さそうですね。

今はわざわざ砥石でなくともシャープナーで簡単に包丁を研げるので楽に切れ味を戻すことが出来ますね。

 

レンジで温める

 

硫化アリルは温める事でも発生を弱める事が出来ます。

 

皮を剥いた玉ねぎを丸ごとレンジで20秒〜30秒ほど温めるだけでOKです。

 

耐熱皿に入れてラップをかけてね!

冷やすの忘れてた….!なんて時にも使えますね。

 

ただし、サラダなどで生で食べたい時には注意。

加熱する事で生ではなく食感が変わってしまいます。

加熱調理をする時は使えるかも。

 

換気扇の下で切る

 

硫化アリルは空気中に発生するので出来るだけ換気扇の近くで切れば発生してもすぐ放出可能です。

そのため、可能であれば換気扇の下や少なくとも換気が出来るところで切るようにしましょう。

 

ゴーグルをする

 

よく耳にする方法としてゴーグルや水中めがねをするという方法があります。

物理的に目からの侵入を防いでいるわけですね。

 

ただし、硫化アリルは鼻からも侵入してきますので完璧に防ぐならゴーグル+マスクをしないといけないかな、と思います。

色付きのゴーグルは手元が見にくくなるのでつけないでください。

 

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まとめ

 

 

玉ねぎを切る時には硫化アリルという物質が悪さをするということです。

対策としてはいかに物理的に発生させないか、減らす事が出来るかという事みたいです。

 

 

 

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コメント

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