【たったひと手間】冷凍シーフードミックスが縮むのは解凍方法が原因?塩水で解凍するのがカギ!

ひと工夫

 

冷凍のシーフードミックスは下処理なしで手軽に使えるので、冷凍庫にあるといざ!という時に便利ですよね。

でも冷凍シーフードミックスって縮んで旨味が抜けてしまったり水分が出たりで使うのをためらう時ありませんか?

 

実はシーフードミックスを塩水に漬けて解凍するというだけでかなり変わるのをご存じでしたでしょうか。

シーフードミックスの塩水解凍について書いていきます。

 

縮んで旨味がなくなってしまう原因は?

まずシーフードミックスが冷凍されるときの話ですが、

シーフードミックスは鮮度や品質を守るために冷凍する前に塩水にくぐらせてから急速冷凍されています。

その為、シーフードの表面には塩がついていて、流水解凍などを行ってしまうと浸透圧の影響によって、旨味ごとシーフードの中の水分が抜けだしてしまいます。

この時に水分が抜けてしまうため、縮んでしまいプリプリの触感もなくなってしまいます。

 

また、これはシーフードミックスに限らず海老やイカなどが単体になった時も同じです。

正しく処理しない場合は旨味と水分が流れ出してしまい触感も悪くなってしまいます。

 

何故塩水で解凍するの?

冷凍シーフードミックスの旨味、水分が抜けてしまう原因は浸透圧でした。

塩水にくぐらせたシーフードの表面には当然、塩水が付着しています。

その為、同じ塩水で解凍してあげることによって、浸透圧の影響を最小限にとどめることが出来ます。

 

浸透圧の影響をとどめることによって旨味も水分も逃げ出さずに閉じ込めることが出来ますので、冷凍シーフードの本来のプリプリ感や旨味も損ないません。

また、塩水で解凍すると色合いも鮮やかになります。

 

解凍に必要なものと方法

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用意するもの

まず用意するものは以下の通りです。

  1. 水 500ml
  2. 塩 15g

解凍に必要なものは水と塩のみでOKです。

海水に近づけるため、水に対して3%の塩を溶かして使います。

 

いちいち計量なんてめんどくさい・・・という方も安心してください。

大さじ1が大体15gですから500mlのペットボトルに対して大さじ1の塩を溶かして頂ければ大丈夫です。

500mlのペットボトル分の水に対して大さじ1の塩を溶かして塩水を用意する。

 

解凍方法

解凍方法は以下の通りです。

 

1.用意した水に塩を入れて塩が溶けるように混ぜる。

この時に混ぜないと塩が下の方に溜まってしまいしっかりと塩水にならない可能性がありますので注意が必要です。

 

2.冷凍シーフードを塩水に入れて15分~30分ほど置く。

 時間はあくまで目安です。

 夏場か冬場で室温も違うと思いますので、しばらく様子を見ると思ってください。

 

3.しばらく時間がたったら指でつまんでしっかりと溶けているか確認する。

 指でつまんで中心部が柔らかくなっていればOKです。

 もし、まだ中心部が固ければ解凍できていないのでもう少したったら確認しましょう。

 

4.キッチンペーパー等で水気をしっかりとふき取る。

 解凍が完了したらざる等にあけて、シーフードの水気をふき取りましょう。

 この際にしっかりと水気をふき取らないと水っぽくなってしまいます。

 

臭みが気になる方は調理の5分前に料理酒を振っておくと臭みが取れます。
 

調理の時の注意点

解凍が終わったシーフードミックスは短時間で調理するようにしましょう。
元々加熱済みのものが多いので基本的に調理の最後に投入して加熱したほうがいいです。
 
もし、加熱しすぎると旨味とともに水分も出てしまい縮んで硬くなってしまいます。
せっかくここまでかけたひと手間が台無しになってしまいます。

 

解凍したシーフードは調理の最後に少し加熱する程度でOK!

まとめ

冷凍シーフードミックスは解凍するときに塩水で解凍するという、ひと手間かけるだけで、プリプリの触感と魚介の旨味をしっかりと感じられます。

また、ボイル済みのものが多いため、解凍後に必要以上に加熱すると旨味と水分が逃げてしまいますので、調理する際はなるべく調理工程の最後の方に投入できるといいですね。

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コメント

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